PROFILE

青い鳥会について

社会福祉法人は、令和元年に創立60周年を迎えることができました。半世紀を超える法人の歩みを振り返る時、多くの関係者の方々のご努力とご理解の賜物であることを痛感し、改めて感謝申し上げます。幾つかの変遷を経ながら今日に至っていますが、「元気に、明るく、楽しく、穏やかに主体的に生活する」ことを大切にし、「盲重複障がいの人たちの福祉の向上」に真摯に取り組み今後も変わらぬ努力を重ねていく思いは設立当初から変わりません。

昭和34年に社会的弱者であった障がい児者支援の中でも、特に「盲重複障がい」への支援を目的に法人が創立されました。施設の開設は、昭和37年の重度盲重複障がい児専門施設「彦根学園」にはじまり、昭和44年には盲重複障がい者施設「彦根青年寮」を整備しています。当初は、視覚と知的の障がいを併せ持った盲重複障がいのみならず、重複障がいへの制度的な支援や社会的認知も十分なものではありませんでした。当然、施設整備にあたっては、利用者支援のあり方や施設運営等厳しい環境にありました。

社会や福祉制度の変化とともに、障がい児者への支援のあり方が変わっていく中、制度や社会的認知においても、盲重複障がいをはじめとする重複障がいへの理解はまだまだ不十分ですが少しずつ進んできました。「彦根学園」「彦根青年寮」も、利用者ニーズや社会の変化に応える形で、平成8年には、児童施設を廃止し、成人施設「彦根学園」に変更し、平成19年には、障害者自立支援法による障がい者支援施設へと移行しました。

障がい児者への福祉のあり方も、制度的整備と共に変化し、「在宅支援のあり方」が大きな課題となっています。単に、障がい児者の当事者支援だけではなく、取り巻く家庭環境を含めたレスパイトな支援のあり方が求められています。障がい者支援施設「彦根学園」でも、盲重複障がい者への支援と合わせて、地域における社会的資源としての役割も重要となってきました。在宅障がい児者への、短期入所や日中一時支援事業にも可能な範囲で積極的に取り組んでいます。平成24年8月からは、障がい児通所支援として、放課後等デイサービスを開始しました。

相談支援事業は「彦根学園」で、平成23年7月より相談支援事業を開始し、サービス利用計画や移行・定着相談等複合的相談支援体制の強化を図っています。平成24年4月からの委託相談等を含めて、積極的な事業展開を行っています。グループホームに関しても、現在2ヶ所を運営しており、安心して暮らせる居住環境の提供や相談支援にも取り組んでいます。

平成22年4月から、法人の新たな取り組みとして、湖東圏域におけるにおける重症心身障がい者通園施設「せいふう」を開設いたしました。当初、定員は20名でしたが、平成30年には定員を30名に増員しました。障がい特性に配慮した、療育活動や入浴支援等を通して、その人なりの自立した地域生活が営めるよう努めます。利用者や家族に、安全に安心して利用して頂ける施設整備をすすめると共に、湖東圏域での拠点的役割を担っていく自負を持って取り組んでいきたいと考えております。

理念・方針

  • 障がい者支援施設が果たすべき役割を自覚し、障がい者福祉の向上に努めます。
  • 主たる利用者を盲重複障がい者として、元気に明るく楽しく穏やかに主体的に暮らせる支援を行ない、その人なりの自立した生活を目指します。
    障がいの特殊性もあり、地域移行等は困難が予想され、施設利用が長期のケースが殆どで、医療的支援が常時必要な場合は困難であるが可能な範囲で生涯に亘る施設支援を提供できる施設環境を整備いたします。
  • 利用者支援は、中長期的視点でのライフステージに応じた、個別支援を重視いたします。
  • 利用者や家族が、安全に安心して利用出来る施設運営を常に心掛けます。

法人・施設概要

社会福祉法人青い鳥会は、昭和34年の設立以来、盲重複障がいの専門施設として視覚障がいと重い知的障がいを重複する人たちの生活全般にわたる支援と福祉向上に努めてきました。
令和元年に創立60周年を迎えることができました。今後も家族が安心でき、利用者が穏やかに暮らせる場所を提供し、利用者に寄り添った支援と、その人なりの自立と元気で明るく楽しく主体的な生活を送ることができるよう、視覚・知的に重複障がいのある人たちが安心して暮らせる社会の実現を目指します。

法人・施設概要

設置主体及び名称社会福祉法人 青い鳥会
所在地〒522-0201 滋賀県彦根市高宮町2671
TEL:0749-22-2266 FAX:0749-22-9767
E-mail: aoitori@hikogaku.com
URL : https://hikogaku.com/
運営事業

・障害者総合支援法による障がい福祉サービス

生活介護 施設入所支援 短期入所(児者)

計画相談 障がい児相談支援 共同生活援助

・児童福祉法による通所サービス

放課後等デイサービス

・地域生活支援事業

日中一時支援事業

利用定員

・障がい者支援施設 彦根学園

生活介護及び施設入所ともに 定員 110名

短期入所定員 20名 (内 10名児童)

日中一時支援定員 10名

・重症心身障がい者通園施設 せいふう

生活介護 30名

・グループホーム

共同生活援助 定員15名(10名1か所 5名1か所)

・放課後等デイサービス

彦根学園さくら10名

か~む10名

職員数職員総数 134名
施設長、サービス管理責任者、生活支援員、保育士、看護師、管理栄養士、栄養士、事務員、調理員、嘱託医師他にパート職員等

法人・施設概要

昭和34(1959)年6月10日任意の団体として「青い鳥会」を設立
昭和36(1961)年2月3日青い鳥会が「財団法人」の認可を受ける
昭和37(1962)年12月1日全国最初の重度盲知的障がい児の専門施設として「彦根学園」を定員35名で開設する
昭和38(1963)年3月16日財団法人青い鳥会が「社会福祉法人」の認可を受ける
昭和43(1968)年4月1日彦根学園の定員を55名に増員し、定員全部に重度加算が認められる
昭和44(1969)年4月1日盲知的障がい者授産施設「彦根青年寮」を定員50名で開設する
昭和47(1972)年4月18日彦根青年寮を授産施設から更生施設に種別の変更をする
昭和48(1973)年4月1日彦根青年寮の利用者全員に重度加算が認められる
昭和54(1979)年4月1日彦根学園の定員を30名に減員し、彦根青年寮の定員を75名に変更する
平成5(1993)年8月25日老朽化した彦根学園と彦根青年寮の新築(改築)計画を役員会において決定
平成6(1994)年10月19日老朽化した彦根学園と彦根青年寮の新築工事を2ヵ年(平成6・7年度)に亘る国庫補助事業として着工する
平成8(1996)年2月28日彦根学園と彦根青年寮の新築工事が竣工する
平成8(1996)年3月31日重度盲知的障がい児施設「彦根学園」を廃止する
平成8(1996)年4月1日彦根青年寮の定員を110名に増員するとともに短期入所の定員を10名とし、施設の名称を知的障がい者更生施設「彦根学園」に変更する
滋賀県内の養護に欠ける盲児及び盲重複障がい児を対象として(旧)県立湖東寮の建物を借用して公益事業を開始する
平成8(1996)年9月1日公益事業用の施設建物が完成し現在地に移転、名称を「さくら」とする
平成14(2002)年10月1日知的障がい者地域生活援助事業としてケアホーム「たちばな」を開設する
平成16(2004)年3月31日公益事業「さくら」を廃止する
平成16(2004)年5月15日児童短期入所事業を開始する
平成18(2006)年4月1日共同生活援助・介護事業としてグループ&ケアホーム「あおぞら」を開設する
平成19(2007)年4月1日知的障がい者更生施設「彦根学園」から、指定障がい者支援施設「彦根学園」に移行(新法の生活介護と施設入所支援)
平成20(2008)年2月1日共同生活援助事業としてグループホーム「道くさ」を開設する
平成21(2009)年4月日中活動棟竣工
平成22(2010)年4月1日重症心身障がい者彦愛犬通園施設「せいふう」開設
平成23(2010)年4月1日グループ&ケアホーム「あおぞら」とケアホーム「たちばな」を統合し
グループホーム「たちばなA/B」として運営
平成23(2011)年7月1日相談支援事業開始(彦根学園内に設置)
平成24(2012)年4月1日湖東圏域の委託相談開始
平成24年(2012)8月1日放課後等デイサービス開始
平成25年(2013)4月1日グループホーム「たちばな」新築
平成25年(2013)8月1日せいふう「単独型短期入所」を開始
平成25年(2013)11月30日高齢者サロン棟「くつろぎ」整備、短期入所単独棟「くらかけ」整備
平成26年(2013)10月3日ひのき寮全面改修完了
平成27年(2014)9月30日あじさい寮全面改修完了
平成28年(2015)6月男子の浴室等全面改修完了
平成29年(2017)1月1日放課後等デイサービス「か~む」開始
平成29年(2017)7月31日給食室等改修1期工事完了
平成29年(2017)11月30日給食室等改修2期工事完了
平成30年(2018)2月28日せいふう増床工事完了
令和元年(2019)6月(予定)女子の浴室等全面改修完了

法人組織図