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異業種からの転職

【異業種からの転職】

 

生活支援員 山田

 

 

僕が青い鳥会へ転職したのは12年前。飲食業からの転職でした。

調理師と運転免許以外特に資格はなく、福祉業界での就労経験も全くなし。

しいて言えば、高校生の頃にやっていたバンドで養護学校や作業所の行事にボランティアで出演していたくらいでしょうか。

 

前職ではほとんど家にいない生活をしていたので、結婚と子供を授かったのを機に転職を考え、ボランティアでの楽しかった思い出もあって障がい者福祉施設が選択肢の一つになりました。

 

 

たまたま青い鳥会の求人情報が目に入り、そして面接。

資格や経験がなく不安に感じていた僕に対し、

「サービス業を長くやっていたのであれば、通じるところは沢山あると思いますよ。」

と笑顔で言って頂けたのは今でも覚えています。

 

 

確かに、楽しくお喋りもすれば相手の気分や調子に合わせて静かに寄り添うこともある。

性格や拘り、好き嫌いにも配慮してサービスをするのは支援員もバーテンダーも同じ。

料理にしても、時にシンプルに、時にじっくり時間をかけて、素材や状態を見極めつつ、何でも手を加えりゃいいってものではないのは利用者支援と似てるかも。

資格を持っているだけで皆美味しいものが作れるか、頼られる支援者になれるかっていえばそうじゃないのも一緒だと思います。

 

 

 

でももし今の僕が当時の僕を面接するとしたら…

「通じる部分はもっとあるよ。」

って更に教えてあげるかも(笑)

女の子にモテるかなって中3の頃に始めたギターが今は仕事の一部だったり、(子供が幼い頃、お父さんのお仕事は?って聞かれて「ギターをひくこと!」って言ってました。

間違いではないんですが。。。(^^;)

 

 

料理だけでなく物作りは元々好きな方で、療育活動で使用する利用者の「出来る事」を考えた便利グッズや小道具を工夫して作るのも楽しい。

現在進行中の子育てにおいては、子育てが利用者支援の参考になったり、現場での学びが子育てに通じていたりもしています。

 

なにがどこでどう生きるか解らないものですね。そこがまた面白い。